~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

未分類

内面性を秘めた独自の世界 『松原 成樹展』

 
 陶器でも、オブジェでもない。これほどシンプルな焼き物の作品があるだろうか―。「測りあえるほどに」をテーマに深い内面性を秘めた独自の“石の陶芸作品”9点を発表、存在感を強めている。
 長さ約35㌢、高さ約15㌢の長方形の黒っぽい“石”その横にややダ円状の丸い“石”…れっきとした陶芸である。ガス窯で焼き上げた″完成品″を削り、砥石(といし)や耐水ペーパーなどで入念に磨き上げて仕上げる。その風格は”沈黙のアート”である。
 半磁器による優しいホワイト系の造形もあるが、メーンは″黒の世界”。長方形の作品には、フタもない。「中国の石棺のイメージ…」で、何かと訴えるような無言の力を感じさせる。どっしりとした風格である。
 きれいに磨き上げてあり、思わず手でさわってみたくなる。

 札幌市東区本町1-1-8-27、茶廊法邑で3日まで。

 ◆写真は、何かを訴えるような箱状と球体の作品




 P1040601_convert_20131101222030.jpg  松原 成樹(まつばら・しげき)さん
 本州の土に江別市野幌の粘土を混ぜている。箱状の作品は輪積みの手法で中は空洞。「時間をかけてじっくり焼く。私のような陶芸家は全国的にみても珍しいかも」。球体状の作品は生命体を強調している。1977年北広島に築窯以来、精力的に発表を続けている。1946年千歳市生まれ。北広島市在住。
スポンサーサイト
プロフィール

chikuwapan

Author:chikuwapan
FC2ブログへようこそ!

『北海道を彩るアーティスト』
絵画、版画、彫刻、工芸、陶芸、立体、書道など各分野で活躍している北海道のアーティストを、写真入りで分かりやすく解説しています。

全道各書店にて発売中!!

ご連絡はこちらから
個展情報やお問い合わせは、こちらのメールで!

名前:
メール:
件名:
本文:

カテゴリ
最新記事
スポンサードリンク

Page Top

Powered by FC2 Blog |

FC2Ad

| Template Design by スタンダード・デザインラボ