~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

未分類

69人が思いを込めて 2016年~17年展

 

 サル年からトリ年へ。さいとうgallery恒例の「ゆく年くる年展」。69人のアーティストが思いを込めて多彩な作品を発表している。今年で22回目。
 美術団体を問わず道内在住の69人は札幌を中心に稚内、岩見沢、小樽など幅広い。夫婦、親子も。石垣渉、丸藤真智子さん(札幌)、高野理栄子さん(小樽)が初出品。
 作品は油彩、水彩、日本画、陶芸、立体など具象から抽象まで幅広い。
 羽山雅愉さん(小樽)の雪降る中で1羽の鳥を描いた『除夜の雪』、川本ヤスヒロさん(石狩)の横笛を吹く女性の『元日の朝』、野崎嘉男さん(岩見沢)の「福」「寿」の鶏を中心にした立体作品『西謹賀新年』、泉修次さん(札幌)のおみくじの作品…楽しく拝見出来る。
 21日にオープニングパーティーが開かれた。

 札幌市中央区南1西3、さいとうgalleryで1月8日まで(26日、29~31日、1月1日は休廊)。

 ◆写真は阿部典英さん(小樽)の作品『トリくん・トリさん2017』
スポンサーサイト

未分類

多彩な動物の陶器 『世界の動物たち展』

P1070439_convert_20161222110328.jpg 
 「動物だけをそろえたのは初めてです」―。もみじ窯の香西信行さん、霜月窯の石川直子さん、桜花窯の櫻井実奈子さん(共に札幌市)による動物だけをそろえた陶芸展。売り上げの30%を北海道盲導犬協会に寄付することにすており、こうした取り組みは初めて。
 「動物の助けを借りる人のために身近なところから協力したい」と企画された。香西さんは穴窯、石川さんは登り窯、櫻井さんはガス窯で作陶しており、日頃はあまり動物の作品は作らないという。
 作品はキリン、ライオン、鹿、象、カバ、羊…数え切れない程多彩。その表情、姿など皿に乗っているものから堂々とした風格、思わず手に取ってみたくなる作品まで個性豊か。楽しい”動物の世界”であり、香西さんは「出来れば来年も開きたい」―。

 札幌市中央区大通西4、道銀ライラックギャラリーで25日まで。


 ◆写真は展示されている多彩な動物の作品

未分類

220人が大作、力作 『北海道書道連盟展』



 北海道書道連盟(本間狐峯正啓理事長)主催の第45回展。総勢220人が感性豊かに書の美を競っている。
 年1回の連盟最大のイベントと言われ全道の会員から大作、力作が寄せられている。今年8月11日、90歳の生涯を終えた佐藤満さんの遺作の淡墨『天女花』を始め顧問の我妻緑巣、小川東洲、島田青丘、中野北溟、藤根凱風、松本映子さんら多彩な顔ぶれ。
 濃墨、淡墨の多字数、一文字、縦書き、横書きの気迫の筆勢、気品と流麗なかな、さらにカラフルな料紙、扇面の作品のほかに篆刻の美も。 書の魅力を存分にみせており、本道書道界の存在感を強調している。
 9日には、ホテル札幌ガーテンパレスで祝賀会も開かれた。

 札幌市中央区南2東6、札幌市民ギャラリーで11日まで。

 ◆写真は展示されている大作、力作

未分類

ギャラリーの閉館惜しみ83点 「佐藤 武自選展」

 
 「私は、このギャラリーで育てられた」―。今月24日で閉館する時計台ギャラリーを惜しみA、B、C3室に1970年の作品から新作まで大作中心に53点を展示、歩みをたどっている。同ギャラリーだけで29回目、合わせて87回目の個展。
 A室の新作15点は、かつて栄華を誇った大都市の廃虚の跡を広大な砂漠の空間に描き込んでいる。『旅の終わり』のシリーズが中心。白と黒を基調に静寂な余韻を広げている。
 広がる空間に縦または横に鋭い1本の線が走り、さらに上空に大きな石柱が石棺のように浮いているのも特徴。
 B室は、栄華を誇ったであるう建物を中心に精密な描写力を見せている。C室は『時計のある室内』など1970年から2011年の作品を展示、歩みを振りかえっている。

 札幌市中央区北1西3、札幌時計台ギャラリーで10日まで。

 ◆写真は大作の『旅の終わり~雪降る頃』(2枚屏風)


 P1070410_convert_20161209170935.jpg  佐藤 武(さとう・たけし)さん
 1967年にインド、ネパールを訪れて以来”静寂、不安と崩壊”をテーマに。11歳から独学で油絵を。1967年から札幌、大分、岐阜、横浜、東京で個展。北海道の美術イメージ動展でグランプリ、青木繁記念大賞展で優秀賞などを始め2009年に紺綬褒章受章。詩画集、エッセイ集も。1947年千歳市生まれ。札幌市北区在住。

未分類

大作の風景中心に31点 『合田 早苗江水彩画展』

 

 山や海を望んだ大きなスケールの風景を中心に花を描いた作品31点を発表。2年半振り9回目の個展。0号から80号。
 「初めて見た方から油彩ですか、と聞かれます」。透明、不透明水彩などでぐいぐい描き込んでいる。至って動的。ふる里・釧路の夕景を描いた作品以外は、グリーンの濃淡を基調に釧路湿原の『眺望』、海が広がる『春採の丘から』などを雄大な構図で生き生きと描き上げている。空気感がある。水彩画とは思えない深いマチエールも特徴。
 風景の多くは、釧路を描いた大作。気迫が伝わってくる。花の作品はバラ、アジサイなどを明るく優しく描いている。『ランプとアマリリス』は、しゃれた色彩である。

 札幌市中央区南1西3、さいとうgalleryで4日まで。

 ◆写真は釧路湿原を描いた『眺望』(80号)



 P1070404_convert_20161202154410.jpg  合田 早苗江(ごうだ・さなえ)さん
 新道展会員のご主人合田典史氏と一緒にスケッチに回る。2004年と11年に夫婦展も。昨年は、手作りの数々の飾り作品「クリスマス・デコレーション展」も開いた。道彩展で道彩展賞、会友努力賞。道彩展会員。道教育大学札幌校卒。釧路市生まれ。札幌市在住。

未分類

3室に大作、力作87点 『伏木田 光夫油絵展』

P1070397_convert_20161202154215.jpg 
 精力的な取り組みを続けており、今回もA、B、C3室と入り口の壁面に87点を発表。会場の時計台ギャラリーだけで42回目の個展。同ギャラリーが、12月24日で閉店することから特別な思いを込め、C室に未発表の滞欧作品を発表している。
 「1971年以来、個展は戦場だったように思う」―。人物を中心に風景、静物、花を生き生きとした筆勢で描き込んでいる。中でも「完成までに3年かかった」という150号の『生命のフリーズ3部作』の『ダンス』『泉』『アラベスク』は、男女像を気迫の筆勢で展開、生命力や歓喜が広がっている。1人の人物を描いた作品も多彩な表情。
 静物はリンゴ、メロン、サンマなど多くのモチーフを立体的に、風景は空気感に富み、大きなスケール。
 1969年から70年までパリで制作した。その時の未発表の作品27点がC室に展示され、当時をしのばせている。3階では、指導してい美術研究会の第20回三角帽子展も開かれている。

 札幌市中央区北1西3、札幌時計台ギャラリーで3日まで。

 ◆写真は『生命のフリーズ3部作』(共に150号)


 P1070400_convert_20161202154255.jpg  伏木田 光夫(ふしきだ・みつお)さん
 「命を描きたい」。個展は札幌だけでも50回以上。国画会で国画賞を始め1999年札幌市民芸術賞、2006年道文化賞、08年文部大臣表彰。郷里の浦河町に伏木田光夫美術館がある。武蔵野美術学校(現大学)卒。全道展会員。1935年浦河町生まれ。札幌市南区在住。

プロフィール

chikuwapan

Author:chikuwapan
FC2ブログへようこそ!

『北海道を彩るアーティスト』
絵画、版画、彫刻、工芸、陶芸、立体、書道など各分野で活躍している北海道のアーティストを、写真入りで分かりやすく解説しています。

全道各書店にて発売中!!

ご連絡はこちらから
個展情報やお問い合わせは、こちらのメールで!

名前:
メール:
件名:
本文:

カテゴリ
最新記事
スポンサードリンク

Page Top

Powered by FC2 Blog |

FC2Ad

| Template Design by スタンダード・デザインラボ