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~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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27人が友好の美競う 『北海道・黒龍江省国際交流美術展』



 北海道文化団体協議会(阿部典英会長)が、中国黒龍江省と芸術文化交流を続けて32年目。その交流美術展。2016年にハルビン市で開かれて以来で今回が4回目。合わせて27人のアーティストが交流を深めている。
 出品は黒龍江省から7人、特別出品としてロシア・サハリン州から2人、北海道から阿部会長を始め道展、全道展、新道展、道陶芸協会の会員を中心に18人が出品。
 作品は、黒龍江省は水墨画を中心に油彩も含め画面いっぱいの満開の梅の花、少女像など多彩。サハリン州の2人は、油彩の冬景色で本道の農村風景を思わせる光景。
 本道の作家の絵画は、油彩の風景、人物から抽象作品まで個性豊か。阿部会長の柾、木の枝、発泡スチロールによる造形作品、陶芸協会4人の陶芸などバラエティーに富んでいる。総出展は38点。
 初日の22日にオープニングパーティーも開かれ交流を深めた。道文団協では「国境を越えた友情を感じとって欲しい」と語り、来年はハルビン市での開催が予定されている。

 札幌市中央区南1西11、コンチネンタルギャラリーで27日まで。

 ◆写真は展示されている数々の作品
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創作活動50周年の記念展 『渡辺 一夫木彫展』


 
 独学で木彫の世界に入って50周年―。その記念展。「木のぬくもり」をテーマに少女像や女性像中心の立像。花などを表現したレリーフ50点を出品。優しく心和む情緒。釧路市在住で札幌での新春展は連続4回目。
 「創作の原点は、幼い日の思い出…」で、犬を抱いている、夕焼けの中で歌っている、小枝を手に散歩をしているといったかわいい少女像が、優しいストーリーを秘めて表現され、心が和む。
 女性像は『北の旅』『北の街』などストーリーで詩情豊か。どの作品も余分な飾りがなく、色彩も茶系が基調。レリーフは『花』『フラメンコ』など優しく彩色している。「素材と対話をし、何を作るか考える」。カツラ、シナ、ニレ、ナラなどの“個性”を生かし心を込めて制作している。
 作品それぞれに優しい思いが込められている。

 札幌市中央区北5西7、大丸札幌店8階美術画廊で16日まで。


 DSC01559_convert_20180112140944.jpg  渡辺 一夫(わたなべ・かずお)さん
 高校時代から木工芸術家だった実父故元義さんの片腕だった。高校卒業後上京、東京美術研究所へ。1982年釧路で初個展。以後福島、東京、福岡、鹿児島などで開催、今年も仙台などで予定がある。1996年釧新郷土芸術賞。ギターも弾く。1948年釧路市生まれ。同市在住。

 ◆写真は数々の「木のぬくもり」の作品

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大作、力作を全館に 『楢原 武正展』


 
 「防風林のイメージです」―。壁面いっぱいに展開した全長25m×高さ3・2mの大作を始め全館に合わせて65点を出展、気迫の新春展に。1990年から続けている「大地・開墾」のシリーズ。作品は絵でも書でもないインスタレーション。
 大作は、未開の原野に防風林がどこまでも続いている…一部小品以外はモノトーン調の世界。いわば、“飾り”がない。それが原始性と神秘感を深めている。
 全長25mの大作は、段ボールに新聞紙を重ね、その上に墨や顔料で彩色、雪景色を思わせる白い空間に“黒い樹林”が重なり合い堂々とした風格に。
 他の作品も黒が基調。段ボール、鉄板、木片、針金、くぎ、古新聞といった廃材を組み合わせ平面ながら立体感を作り出している。そこには廃材に生命をよみがえらせる、という思いが伝わってくる。取り組みへのエネルギーがあふれている。

 札幌市中央区大通西5、大五ビル・ギャラリー大通美術館で14日まで。


 DSC01529_convert_20180112140840.jpg  楢原 武正(ならはら・たけまさ)さん
 「30歳から取り組んでいる」。キャリア40年以上。廃材によるインスタレーションで独自の世界を確立「毎年目標を立て思い切った作品を制作する」。新道展、行動展、北海道の美術イメージ展などで受賞。1942年十勝管内広尾町生まれ。札幌市中央区在住。


 ◆写真は壁面いっぱいの大作

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生き生きとした抽象絵画 『亀井 由利小品展』

 
 「生きるエネルギー」「魂」をテーマに生き生きとした筆勢の抽象絵画を中心に15点を発表。毎年精力的な取り組みを続けており、新春の個展だけでも連続5回目。サムホールから20号。
 油絵の具とアクリルを駆使、ぐいぐいと描き込んでいる。モノトーン調を基調にした『雲上の星』シリーズは、黒の空間に“白い星”が競い合うようにびっしり描かれ、気迫が伝わってくる。
 ブルー、グリーンの空間に真っ赤な色彩がうごめく抽象構成は、コントラストが鮮やか。その「赤」が情熱的であり、赤い花びんに白い花を思わせる具象的な作品は生命力が強調されている。
 絵の具を重ねる、ドリッピングを…という手法を繰り返し重厚なマチエール。銀箔を使った作品も。語りが秘められている。

 札幌市北区北8西1、石の蔵ぎゃらりぃはやしで9日まで。



 DSC01522_convert_20180105094842.jpg  亀井 由利(かめい・ゆり)さん
 昨年6月、郷里室蘭市で35点をそろえた自選展を開いた。25歳で二科展に入選以来40年の節目の個展だった。1995年の初個展以来個展、グループ展は数え切れない。今年も4月にグループ展、6月と10月に個展がある。1997年新道展で佳作賞。新道展、日本美術家連盟会員。室蘭栄高校卒業。1952年室蘭市生まれ。札幌市在住。


 ◆写真は油彩の『雲上の星』(20号)
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Author:chikuwapan
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『北海道を彩るアーティスト』
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