~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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『鮮やかな色彩の“花火の競演”』 ~白鳥 洋一「札幌絶景」展

   『鮮やかな色彩の“花火の競演“』 

~白鳥 洋一「札幌絶景展」~

 「札幌の絶景を写真ではなく、私なりに描いた絵にした」―。豊平川に打ち上げられる花火をモチーフ(主題に)、赤を基調にアクリル絵の具でカラフルに描いた『豊平川花火満開』のシリーズ14点を発表。このうち30号から120号が9点。「殆んどをここ3ヵ月程で描いた」。02(平成14)年以来7年振り11回目の個展。

 どの作品も目の覚めるような“赤の競演”である。昨年までは『PARADISE OF SNOW』シリーズを中心にモノクロ調を基調にしていたが、今年の新道展に“赤い花火”の大作を発表、イメージを変えた。

 「以前から『色』を温めていた」というシリーズは、夜空に花火が広がり、川面に揺れる赤い色彩が鮮やか。打ち上げられる数々の花火は、何かの記号のような形状であり、主に黄色で縁取られ、落下する火の粉も黄色…など、夜空の黒とも調和して非常にカラフル。

 楽しい作品だが、花火の一瞬のはかなさに思いを寄せているようにも感じられる。筆だけで丁寧に描いており、次ぎの“札幌絶景”に期待を持たせる。

 札幌・ギャラリーエッセ (中央区北9西3)で20日まで。

(美術ジャーナリスト  五十嵐 恒)

  しらとり よういちさん

 豊平川の花火を何度も見た。「無情の世界に誘われますね」。“赤い作品”だけをそろえたのは初めて。今後『札幌絶景』シリーズを続ける。1級建築士で絵は独学。1971年にモダンアート協会に初入選以来38年。新道展で1990年協会賞、96年かおる賞を受賞。2000年にニッサン童話と絵本のグランプリで絵本部門優秀賞、01年には大賞、同年三岸好太郎・三岸節子賞展に入選。03年旭屋書店ブックカバーデザインコンテストでベストデザイン賞。08年の『SAPPORO IS WHITE』展(札幌芸術の森美術館)に出品。新道展会員。東北工業大学卒。1951年留萌市生まれ。札幌市西区西野8条3丁目6の8。

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