未分類
多彩な力作がファンを魅了 『第38回美工展』

北海道美術工芸協会(羽賀隆事務局長)主催の公募展。押し花、金工、染色、組み紐、陶芸、木工、和紙絵など18品目の多彩な会員、会友と入賞・入選作品86点が美と技量を競っている。訪れるファンが多い。
今年は、2006年の第33回展以来5年振りに協会賞受賞作が選ばれた。入選者27人中10代と20代が、33%を占めるなど若手の台頭が目立ち、活気に満ち、力作が多い。
木工の分野の進出が目立ち『飾り棚』で協会賞の渡辺瑞生さん(宗谷管内音威子府)は、おといねっぷ美術工芸高校3年生、新人賞・小林ちほさん(同)も同校3年生、佳作賞・千葉将寿さん(旭川)も同校卒で東海大学2年生。ともに作品は木工。羽賀事務局長は「完成度が高く、うれしい」と、若い人たちの進出を歓迎している。
会員のがんばりも目立つ。高木晶子さんの皮革工芸、宮森恵子さん、谷山豊子さんの和紙絵、佐久間弘子さん、山谷智子さんの陶芸、岩本紘子さんの押し花は力作。染色も多彩で見応えがある。
23日に受賞式と懇親会が行われる。
札幌市中央区南2東6、札幌市民ギャラリーで24日まで。
◆写真は、多彩な作品が展示されている会場。
スポンサーサイト