~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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死去したゴリラの『ゴン』を追悼 ~おがさわら み蔵木彫展~

『死去したゴリラの“ゴン”を追悼』 

~おがさわら み蔵木彫展~

 「今年も元気に楽しく彫り続けられたら幸せ」―。昨年は『木彫三昧 古希からの再出発』をテーマに道内外で精力的に発表を続けた。今年の初個展は、札幌市円山動物園で入園者の人気を呼び、昨年11月1日、婿入り先の京都市動物園で38歳で死去したニシゴリラ『ゴン』を追悼した木彫展に。『ゴン ありがとう!』をテーマに、ゴンの作品5体を中心に『円山動物園の仲間たち』やブタの『トンちゃん地蔵』などを発表している。
木彫歴ほぼ30年。その作品はゴリラ、猿、豚、ペンギンなど動物が中心。中でもゴリラは「1985年ぐらいから」というキャリアで、1996年には、ゴリラの作品が100体を超えたことから作品集『木彫ゴリラ図鑑』を発刊している。
作品の多くは、円山動物園の各種動物がモデル。死去したゴンのスケッチも多数ある。
祭壇をイメージさせる展示台にスイカを食べていたり、天井に手足を向けたポーズのゴンの作品が並び、さの手前に地蔵姿の豚が40点。さらに猿、キリン、サイなど円山動物園の動物たちが展示され、文字通りゴンの追悼展になっている。
札幌市中央区北8西1、石の蔵ぎゃらりぃはやしで12日まで。

 ◆写真はゴンの木彫と『トンちゃんの地蔵たち』 (手前)

 おがさわら みくらさん  

 「ゴンの追悼式に出席したが涙が出た」。1974年デンマークから円山動物園にやって来た。「随分モデルになってくれた。人間の年齢で言えば60歳に近かった」。今回の作品は、2ヶ月足らずで彫り上げた。「正月返上だった」。かつて道警音楽隊でオーボエを吹いていたが退職、約3ヶ月ヨーロッパを回り、独学で木彫の世界へ。東京、名古屋を始め札幌、函館、旭川、帯広などで毎年個展、今年は2月にも札幌で開く。1984年に写真集『ウッディ・愉快なトン・とん・豚』を発刊。「健康で楽しく」がモットー。1939年渡島管内福島町生まれ。札幌市西区平和2条11丁目1の32。

(美術ジャーナリスト  五十嵐 恒)

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