~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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気品と風格の多彩な作品 『菊地 勝太郎作陶展』

 
 自力で登り窯を郷里の洞爺村(当時)に築窯して以来38年。その窯と1992年に築窯した穴窯で焼き上げた多彩な作品を会場いっぱいに展示している。豊かな感性と技量の高さを伺わせる。
 作品は大小の茶わん、鉢、皿など家庭用品。それらが、一人の作家の作品とは思えない程バラエティーに富み、気品と風格がある。
 「いかにして原料を選ぶか。土と釉薬をどのようにあわせるかにある」―。白粘土による気品の三島、ソフトな茶系にグリーン系の文様が走る黄瀬戸、重厚な風格の焼き締め、さらに柿釉や刷毛文の三島…どれを見ても深みと優しさがある。
 「土や石といった原料を独自に精製してろくろに載せるまでに2ヶ月はかかる」という取り組み。雑木とカラ松材で焼き上げた作品に、作者の深い思いが込められている。

 札幌市中央区南1西2、丸井今井一条館8階美術工芸ギャラリーで23日まで。

 ◆写真は、会場いっぱいに展示されている作品


 P1020372_convert_20120119172914.jpg  菊地 勝太郎(きくち・かつたろう)さん
 1974年に登り窯を築窯して独立した。窯名は直海窯(にわたづみがま)。穴窯で焼成する時は、熱を放出させないために窯の中に水を入れる独自の手法で作陶している。1987年中国で研修。2005年と09年に伝統工芸新作展に入選。1948年胆振管内洞爺湖町生まれ。同町在住。

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