~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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静的な情緒と空気感と 『三岸 黄太郎展』

 
 札幌市出身の画家三岸好太郎と節子夫妻の長男で洋画家、三岸黄太郎(1930~2009年)の作品47点とスケッチを中心に好太郎、節子夫妻の作品も展示されている特別展。『もう1人のミギシコウタロウと節子と』をサブタイトルに、親子の作品の違いや共通点など興味深い内容になっている。
 三岸黄太郎は、高校時代から油絵を描き1953年、23歳の時東京・銀座で初個展を開いた。
 作品は、1940年代の『風景』から他界する前年の08年頃の『街』までを歩みをたどるように40点が展示されているほか、黄太郎と好太郎・節子のコーナーも。特に母と暮らした北フランスの地方都市で描いた風景に独得の感性をみせ、詩情がある。
 それまでの線描主体から抜け出たソフトな色彩と空気感である。
 大きな空間構成と静的な情緒。1980年の『夜の散歩道』は木々が幻想のように、『トガッタ家』『街』なども空中に浮き出るように描かれ静寂な余韻が広がっている。
 両親の作品と共に個性が楽しめる。

 観覧料一般600円、高・大生350円、小・中生250円。
 札幌市中央区北2西15、道立三岸好太郎美術館で3月25日まで。

 ◆ 写真は、1980年の油彩 『夜の散歩道』(100号)
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