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~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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病を克服 色彩豊かに 『佐藤 萬寿夫ドローイング展』

   P1020899_convert_20120426103229.jpg
 病を克服、不得手だった左手と不自由だった右手で描いた色鉛筆による作品120点と元気だった時に描いた油彩の大作『風の旋律』シリーズ11点を出品。色鉛筆で描いた作品は、色彩豊かでホットな情緒を広げている。
 2008年1月、脳梗塞で入院したものの懸命のリハビリで絵を描けるようになり、翌年から個展を開き、今回で連続4回目。
 「常に絵のことを考えている」―。両手で描いた作品は『卓上の詩』『色の宴』『窓辺』など花を中心に赤、ピンク、黄色、グリーンといった明るい色彩で、優しく描いている。しかも繊細な色彩の組み合わせ。
 これらとは、雰囲気を変えたのが壁面いっぱいに約70点を展示した抽象的な作品。やはりカラフル。そして楽しい。多くの作品から描く喜びが伝わってくる。

 札幌市中央区北1西3、札幌時計台ギャラリーで28日まで。

 ◆写真は、色鉛筆による作品『窓辺』(左)と、壁面いっぱいの作品(右)


 P1020902_convert_20120426103328.jpg  佐藤 萬寿夫(さとう・ますお)さん
 言葉と歩くのが不自由だったが描く情熱は益々盛ん。「もう来年の個展を考えている」。入院した1週間後からベッドで左手で絵を描き始めた。今でも病院でリハビリを続けているが、絵を描くことがリハビリに。「80歳までは描きたい」。新道展会員。1941年桧山管内今金町生まれ。札幌市西区在住。
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コメント

No title

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

同級生の満寿夫君が頑張っています。

小学校から高校まで一緒だった満寿夫君、10年前彼の呼びかけで、クラス会を洞爺湖で開催しました。しかし6年前病に倒れ残念ながらその後は参加できませんでした。我々も年ですから、これからはクラス会開催も困難になってくるので、今年の10回目でいったん終了では?というのが皆の意見です。もしかすると最後の今年こそ満寿夫君を参加させたくて、奥さんの照子さん同伴で定山渓に来ていただきたいのです。彼の絵には、生まれ故郷の思い出がいっぱいに詰まっているんです。
 神奈川在住の同級生より
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