~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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生命を基調、独自のアート 『草場 一壽陶彩画展』

 
 有田焼の手法を用いながら独自の発想と工法で作り上げた陶彩画22点とその版画35点を発表。見る角度によって色彩の輝きが変化するなど深い神秘感を秘めた独自の世界。佐賀県に工房があり、札幌での本格的な個展は初めて。
 陶板とは全く違う。「取り組んで20数年」という独自のアートは、美しい色彩とマチエール、輝きが魅力。キャンバスとも言うべき白い陶板に釉薬で絵を描き焼成、さらに違う色の釉薬で描いては電気窯で焼成する…を10数回も繰り返す。窯の温度調整から時間配分まで一切気が抜けない工程。
 作品の根底にあるのは「生命の尊さ」。虹色に変化する焼き物と言われる大作『虹色の龍・時は今』は、龍が天空でうねり、菩薩や観音の仏教美術は平和を祈念している。
 透明感に富む色彩、繊細な絵付け…1点仕上げるのに4ヶ月はかかるという神秘のアートである。

 札幌市中央区南1西11、コンチネンタルギャラリーで13日まで。

 ◆写真は、大作の『虹色の龍・時は今』 (1・20㍍×60㌢)


 P1020953_convert_20120512104021.jpg  草場 一壽(くさば・かずひさ)さん
 「20年以上の研究の末に作り上げたもので世界で初めてです」。紫色を出すだけで10年かかったという。1990年に技法を確立、91年博多で初個展、以後発表。今回の札幌展に続き仙台、盛岡でも。さらに絵本「いのちのまつり」がベストセラーに。日大芸術学部卒。1960年佐賀県生まれ。今心工房は同県武雄市。
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