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14人が不思議な世界 『札幌美術展』


「パラレルワールド冒険譚」のタイトルで札幌市在住を中心に14人の作家が、不思議な世界を表現した多彩な作品140点を発表、訪れるファンを楽しませている。油彩画、アクリル画、日本画、写真、立体、インスタレーションと幅広い。
同展は、91(平成3)年から札幌市民ギャラリーで「さっぽろ美術展」として開催。出品作家は選抜制だった。08年から現在の芸術の森美術館で企画展として再スタートした。
今回の作品のテーマは「日頃見たり感じたりしない別の世界があるかも知れない」という「パラレルワールド」。登別、釧路市在住と2人の物故作家も加わり、会場いっぱいにあり得ないような世界を展開している。
破壊した建物の一部や破片が空を飛ぶ、都市の建造物が天空に突き出ている、床面と壁面に虫の大群が群れをなしている、人と動物が一体化したような高い木…発想の豊かさと造形美である。
出品作家の最高齢は、札幌市の谷口一芳さんで93歳。9月29日のオープニングで出品作家を代表してテープカットをした。
札幌市南区芸術の森2、札幌芸術の森美術館で11月4日まで。
◆写真は、平向功一さんの日本画『午後の訪問者』(左)と浅井憲一さんのインスタレーション
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谷口一芳さん(画家、札幌在住)死去
7月20日の北海道新聞朝刊によると、札幌市在住の画家、谷口一芳いっぽうさんが17日、呼吸不全、肺炎のため亡くなりました。94歳でした。
谷口さんについては、2002年9月25日から同
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