~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

未分類

『ヨーロッパの風景中心に』 ~伊藤 太郎水彩画展~

 『ヨーロッパの風景中心に』

~伊藤 太郎水彩画展~

 「ヨーロッパは殆んど回った」―。海外の風景を中心に札幌と小樽の冬景色、さらに花や果物を描いた作品など67点を発表、会場に異国情緒が広がっている。「昨年は9回個展を開いた」ほど精力的な取り組みで、今回が209回目のベテラン。
 海外取材が豊富。フランス、ギリシャ、トルコ、「初めて発表する」というヨーロッパのアルバニア共和国など各国の歴史的な建造物を描いた作品を会場いっぱいに展示、歴史性と生活感をにじませている。
 フランスの画用紙に竹ペンと透明水彩絵の具で描き、空や雪、建物の『白』は、画用紙の『白』を生かしている。素早い筆勢で次々と描き上げる達者な筆力。
 パリのレストラン街、階段が続くイタリア中世の村などには生活感がにじみ、ギリシャの神殿、トルコの港には歴史性とストーリーが秘められており人の気配を感じさせる。
 「雪景色が好き…」で、風の風景『雪の道庁』『雪の時計台』など6点は森閑とした情緒。詩情が広がっている。
 明るい色彩で描きロマンを漂わせている。0号から6号クラス。
 札幌市中央区南1西3、ラ・ガレリア、さいとうギャラリーで7日まで。

 ◆ 写真の作品はギリシャの『パルテノン神殿』(4つ切りサイズ)

 P1000045_convert_20100205095212.jpg  いとう たろうさん
 毎年のように海外へ。昨年初めてアルバニア共和国へ行き、「今年はアンドラに行きたい」。フランスとスペインの国境の山中にある小さな国という。1985(昭和60)年の初個展以来道内外を初め海外でも発表。「1点描くのに30分もあれば…」。描くのが早く、今回の作品も1ヶ月足らずで仕上げた。スケッチブックは170冊に。2000年に発刊された『水彩画でつづるフランスの風景と美食』の絵と文を担当。理学博士。北大理学部大学院卒。1940年姫路市生まれ。札幌市手稲区星置1条4丁目8の8。

(美術ジャーナリスト  五十嵐 恒)

スポンサーサイト
コメント
トラックバック
トラックバックURL
コメントフォーム













管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

chikuwapan

Author:chikuwapan
FC2ブログへようこそ!

『北海道を彩るアーティスト』
絵画、版画、彫刻、工芸、陶芸、立体、書道など各分野で活躍している北海道のアーティストを、写真入りで分かりやすく解説しています。

全道各書店にて発売中!!

ご連絡はこちらから
個展情報やお問い合わせは、こちらのメールで!

名前:
メール:
件名:
本文:

カテゴリ
最新記事
スポンサードリンク

Page Top

Powered by FC2 Blog |

FC2Ad

| Template Design by スタンダード・デザインラボ