~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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退官記念で41点を発表 『山本 勇一油彩画展』

 『退官記念で41点を発表』

~山本 勇一油彩画展~

 1969(昭和44)年に東京芸大油画教官室副手から非常勤助手となり、1972(同47)年に母校道教育大学札幌校で指導、41年にわたって美術界に多くの人材を送り出してきたが、今年3月末で退官することになった。その退官記念展。A・B・C3室に1965(同40)年の抽象的な油彩から中国取材による近作まで大作中心に41点を発表、歩みをたどっている。個展は、1979(同54)年以来36年振り。
 「形や色を発見し、それをどのように表現するかを考えるとワクワクする」―。形と色彩を追究し続けてきた作者の総決算といってもよい退官記念展。多彩な取り組みを見せている。
 道教育大学札幌校時代に道展、国画会展に入選・入賞しており、A室には、その当時から1972(昭和47)年に道展で協会賞を受賞した大作などを出品。モチーフの中心は人物だが、B室には風景やかつての道教育大学校舎への思いを込めた 『窓』シリーズ、C室には近作の 『中国』シリーズをそろえ、力量感を見せている。
 人物を中心にした情緒性とロマン、風景の幻想性、中国の風景の雄大さとストーリー性…絵画への情熱が伝わってくる。
 札幌市中央区北1西3、札幌時計台ギャラリーで13日まで。

 ◆ 写真は、1968年に国画会展で国画賞を受賞した油彩 『女の館』(150号)

 P1000047_convert_20100210101757.jpg   やまもと ゆういちさん
 「4月の国画会展、10月の道展をサイクルに制作していたので個展が出来なかった」。今回は記念の画集を発刊した。出品は「初公開…」という国画会展で入賞・入選した大作も。1968年国画会展で国画賞、道展で1970年道立美術館館長賞、72年協会賞、73年会友賞など相次いで受賞。北の大地ビエンナーレで02年優秀賞、09年佳作・賞候補。北海道現代美術展、日韓交流美術展など多数に出品。東京芸大非常勤助手から1972年道教育大学校非常勤講師を経て90年教授。国画会、道展会員。道教育大学札幌校から東京芸大大学院美術研究科修士課程修了。1944年滝川市生まれ。札幌市北区篠路4条5丁目16の17。

(美術ジャーナリスト  五十嵐 恒)

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