~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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気品と風格の青白磁 『高井 秀樹作陶展』

 
 「本格的に取り組んで2~3年」という気品に満ちた青白磁の数々の作品を中心に発表。「これまでも磁器っぽい作品を作っていた」が、本格的な青白磁の作品をそろえた個展は昨年6月の函館展以来2回目。
 陶芸歴37年。公募展で数多く受賞している。その作品は、いわゆる土もので木灰釉によるものだった。だが青白磁への願望があり、土ものとはいっても白磁を思わせる作品だった。
 だが2011年とその翌年に佐賀県の人間国宝、井上萬二氏の白磁研修会に本道からただ一人参加したことが大きな刺激となり、新たな挑戦が始まった。
 作品は、直径40㌢の花器から大小の皿、コーヒーカップ、箸置きなど多彩。それらは、単なる白ではなく薄く青白く輝いている。しかも鏡のような質感。気品と風格が漂い思わず手に取ってみたくなる。
 紋様は一切ない。微妙なブルーが神秘的でさえある。

 札幌市中央区南1西2、丸井今井一条館8階美術工芸ギャラリーで24日まで。

 ◆写真は、気品の作品 『青白磁広口壺』 (直径36㌢)



 P1040192_convert_20130622112130.jpg  高井 秀樹(たかい・ひでき)さん
 「研修会に参加して大きな驚きでした」。ガス窯で焼成するが、土ものより高温で制作には非常に神経を使うという。1985年道南の大野町(現北斗市)にキリール陶房を築窯、02年に函館市に移転。花のうつわ展、日本伝統工芸新作展、道展などで受賞。日本工芸会正会員、道展、赤光社、北海道陶芸会会員。1957年函館市生まれ。同市在住。
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