~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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『食器からオブシェまで多彩』 ~林 雅治とFAF工房展~

 『食器からオブシェまで多彩』

~林 雅治とFAF工房展~

 1990(平成2)年に兵庫県から来道、工房を後志管内倶知安町で閉校になっていた旧寒別小学校に移して以来、今年で20年―。大小の皿、カップ類など家庭食器から“本来”のオブジェまで約100点を出品。電気窯と蒔窯があるが、今回の作品は電気窯で焼成した。
 工房『FAF』(Frontier Art Farm)は、1984(昭和59)年3月に閉校していた旧小学校跡。工房を探しに来て偶然見つけた。
 京都で陶芸の道に入った。出品している数々の食器類は“京焼き風”といわれ、花柄模様を中心に上品でカラフル。
 上絵付けの手法。赤絵と呉須(ごす)によるブルー系の文様が中心で、茶わんや鉢には赤絵の桜、カニなどが表現され、花器などにはブルー系の唐草文などが描かれ気品を漂わせている。
 これらとは別に焼き締めの皿の作品もある。それは全体が白系だが、回りをブルーの帯状で彩り、その中に白い文様…というシンプルさが印象的。
 造形的なオブジェは、筒状と角状の陶器の組み合わせがパズル調でおもしろい。
 札幌市南区定山渓温泉、ぬくもりの宿ふる川ギャラリー蔵で3月31日まで。

 ◆ 写真の作品は数々の花を表現した『飯茶わん』

 はやし まさはるさん
 1963(昭和38)年から実父で京都の陶芸家も沐雨氏(故人)と兄・康夫氏のもとで陶芸を学んだ。兵庫県生まれの幸子夫人も陶芸家で、3月22日から芦屋市で初めて『ふる里展』を開く。倶知安町で開窯した1990年に道展に入選、91年全道展で奨励賞。1995年から立体造形の『NAC展』に参加、98年と99年に寒別グランドアート展を主催した。04年から開かれている『風の中の展覧会』の呼びかけ人。羊を24頭以上飼育、食用に出荷している。京都府立専修陶工訓練校卒。1947年京都生まれ。後志管内倶知安町寒別103。

(美術ジャーナリスト  五十嵐 恒)

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