~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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『多彩な種類を実物大に描く』 ~福岡 幸一アンモナイト版画展~

 『多彩な種類を実物大に描く』

~福岡 幸一アンモナイト版画展~

 「アンモナイトを学術的に研究し、版画にして発表している人は、世界的にも他にいないでしょう」―。1978(昭和53)年に著書『わたくしとアンモナイト』(二本木利光著)を入手以来、その形状や神秘性に魅せられて、アンモナイトの化石の採取と版画(主に銅版画)の制作を続けている作者が、37点の銅版画を発表。今回の会場の他に北大総合博物館『知の統合』コーナーでも56点を発表、「一度にこれほど多くの作品を発表するのは初めてです」。
 アンモナイトは、約4億年前の古生代デボン紀前期から6500万年前の中生代白亜紀までの3億3500万年もの長い間繁栄していたとされる頭足類の仲間という。恐竜が生きていた時代という。
 絶滅したため今では化石でしか見ることが出来ない。「環境が変わり進化と退化を繰り返して生きていた」と語り、形状は多種多彩。「見当がつかない程多い」―。
 作品は「基本的には実物大」で同じものは1点もない。モノクロが基調だがブルー系や茶系も。太古の生命観と神秘性が広がっている。
 札幌市北区北18西6、北大遠友学舎メモリアルライブラリーで14日まで。
 北大総合博物館では4月18日までアンモナイトの化石と恐竜、植物の化石も展示している。

 ◆写真は、『グレソナテス』と名付けられたアンモナイトの銅版画(20・0×28・4㌢)

  P1000175_convert_20100309174229.jpg  ふくおか こういちさん
 「北海道では、数多く採取され、しかも保存がいい」。「採取したアンモナイトは300ぐらい」で、北海道だけでも500種類はあるだろうという。元々は油彩画家。全道展で奨励賞、知事賞などを受賞、個展も数多い。アンモナイトの作品は2000年から発表、同年『北海道アンモナイト博物館』を発刊。日本美術家連盟、全道展、日本古生物学会会員、春陽会友会、北海道版画協会会員で事務局長。1947年北見市生まれ。石狩市厚田区シップ211の29。

(美術ジャーナリスト  五十嵐 恒)

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