~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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『風の予感』シリーズ中心に 吾孫子 雄子個展

 
 「取り組んでほぼ20年」という『風の予感シリーズ』と「昨年から」という新作『刻(とき)』の100号から130号の大作6点を中心に2室に合わせて43点を発表。大作は動的で重厚なマチエールで描き内面性を追究している。札幌では、2011年以来4年振り7回目の個展。
 大作の『風の予感』シリーズは、釧路湿原を意識し、吹く強風の中で2羽あるいは3羽の鳥が、羽を広げ自然と格闘し合うような動的な展開。情熱的な赤系を基調にしイエロートーンなどで執ように描き込み、一部にコラージュも使い自然の表情、変化を追究している。空気感に富み動的。
 絵の具を何層にも重ね、入念な描き込み。ブルー系を基調にしたのが新作の『刻(とき)』。一層心象性を強め広々とした空間の中にドラマを感じさせている。小賓は花を中心に描いている。

 札幌市中央区北1西3、札幌時計台ギャラリーで20日まで。

 ◆写真は油彩の『風の予感』シリーズの2点(いずれも130号)


 

 P1060158_convert_20150620095840.jpg  吾孫子 雄子(あびこ・ゆうこ)さん
 「強風など自然の力には人間にはかなわないといつくづく感じたのが風の予感シリーズの始まりです」。1978年、道展に初入選以来38年。87年釧新郷土芸賞を受賞、その後道展で佳作賞、会友賞を受賞。個展、グループ展は数多く、今年1月に東京、6月初めに札幌でグループ展。道展、釧路美術協会会員、新制作展所属。武蔵野美大通信教育美術科卒。釧路市在住。
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