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海外風景中心に優しい色彩 『小山田 慶次木版画展』
1人旅でチリ、オランダ、スペインなど20ヵ国を訪れており、その海外の風景を中心に道内風景、花の作品20点を発表。明るく優しい色彩。昨年も2回個展を開いており今回が10回目。
「40歳を区切りに何か心に残るものを」と木版画に取り組んで30年余。その作品はソフトな色彩で心を和ませる。
1人で海外を回っており、ペルーの世界遺産である山の『マチュピチュ』は天空にそびえ、クロアチアの首都を描いた作品は赤い屋根が連なり、オランダの風車とチューリップなど異国情緒たっぷり。
道内の風景では遠軽町のコスモス、富良野のラベンダーが咲き競う光景を広々とした無効図と優しい色彩のコントラストで…と本領を発揮している。各作品には、タイトルのほか詳しい説明も付けられており、丁寧な展示になっている。
札幌市北区北8西1、石の蔵ぎゃらりぃはやしで12日まで。
◆写真はペルーの世界遺産を描いた木版画『マチュピチュ』(40×60㎝)
小山田 慶次(おやまだ・けいじ)さん
1993年にスペインへ1人旅をして以来20年間に20ヵ国を回り、今年も3月から4月にかけてギリシャへ。「どこの国でも英語で通じます」。会場にスケッチブックも。2007年には自転車で札幌から鹿児島まで日本横断した。北広島美術協会長、札幌サイクリング協会理事長など多数。協同組合短期大学卒。1944年北見市生まれ。北広島市在住。
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