~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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「生命」テーマに内面性追究 ~亀井 由利個展~

  「ここ10年ぐらいは、生命をテーマに描いています」―。咲く花、鳥、卵、裸婦、新緑…多彩なモチーフと深い質感で描き込んだ『生命』の作品18点を発表。アクリル絵の具とガッシュ(不透明水彩)を中心に金箔や銀箔も生かし、気品がある。0号から50号。毎年精力的に発表、今年は2月にも個展を開いた。
 赤い空間に白い裸婦が浮く、ブルーの空間に白い鳥が羽を広げる、カラフルなアジサイ…色彩豊かな作品もあるが、全体がモノクロ調で輝きを抑え、深い内面性を追求した描き方。
 基調は具象だが心象的でもあり、ストーリー性を秘めているのも特徴。
 大作 『春を祝う―新緑』 『春を祝う―桜』 は、新緑や桜が画面いっぱいに絵の具を振りつけるような手法で入念に描き上げ、生命の息吹を強調、金箔や銀箔も使い白い卵が浮く 『eggs』 のシリーズ3点も生命の誕生を印象づけている。
 やや抽象的でブルーを背景に静的な情緒の作品 『眠る街』 など全体に洗練された描き方になっている。
 札幌市厚別区厚別中央2の5、デュオ2、5階新さっぽろギャラリーで19日まで。

 ◆ 写真の作品は 『春を祝う―新緑』 (50号)

  P1000244_convert_20100415162108.jpg    かめい ゆりさん
 2005年の個展は他界した実父と義母への追悼の意味を込めたものだった。今回展の50号の 『春を祝う』は、開催している画廊のオープン1周年を記念した作品。1977年に画家の故熊谷善正氏に師事して以来33年。1980年から仁科展に連続20回入選、93年サロン・ド・トンヌ、94年に女流画家協会展に入選。1997年新道展で佳作賞。6月にも個展があり、7月企画展、8月には新道展と多忙。新道展、日本美術家連盟会員。室蘭栄高校卒。1952年室蘭市生まれ。札幌市中央区在住。
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