~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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深い内面性を追究 『川上 直樹展』

 


 昨年の道展90周年記念展で佳作賞を受賞した作者が風景から近年取り組んでいる心象的な作品まで18点を発表。『国境地帯』シリーズの130号から0号までモノトーン調を基調に深い内面性を追究している。2006年の初個展以来10年、9回目。
 作品『国境地帯 望郷』『国境地帯 沈黙の啓示』は、どこかの国境の地理的な情緒を描いている訳ではない。「価値観などの違いはどこで生まれるのかを追究している」と語り大きな空間を二分するような色彩の中に赤いザクロ、ハスの抜け殻、ビンなどを配置、深く静寂な情緒と語りを描き込んでいる。
 ハケと筆で描きローラーも使う。作品によってはコラージュも。入念な描き込みであり立体感も。『青いソナタ』は、明るいブルーを基調にしているが多くは洗練された色彩のモノクロ調。黒の空間にグリーンのゴーヤを描いた『夏の日』は、しゃれている。


 札幌市西区山の手7-6、ギャラリー山の手で17日まで。


 ◆写真は油彩の『夏の日』(100号)


 P1070135_convert_20160904144850.jpg 川上 直樹(かわかみ・なおき)さん
 札幌東高時代に美術教師だった木嶋良治氏の指導を受け2004から本格的に。当初は風景をモチーフにしていたが08年から心象作品に。一線美術展で09年新人賞、10年会友推挙、13年会友賞。道展で13年、15年佳作賞、中央医療技術学院放射線学科卒。1953年札幌市生まれ、同市手稲区在住。
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