~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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空へのあこがれと鎮魂を込めて 『山崎 亮個展』

 
 「取り組んで約10年」という空からの風景をテーマにした60号から120号の大作を中心に3号から120号まで26点を発表。雄大なスケールの中に数々のドラマが秘められている。会場の札幌時計台ギャラリーでは、1976(昭和51)年の初個展以来2年に1回のペースで開催、今回が18回目。
 真っ青な空、あるいは夕映えの空の中を眼下に多彩な変化を見せる雲を見ながら1機の飛行機が飛ぶ…そんな構図が“空シリーズ”。一見、ロマンティックに見えるが、必ずしもそうではない。中でも空を飛ぶ旧日本軍の戦闘機には、特攻隊のイメージがあり、作品『大空の孤独(沖縄)』(120号)、『何処へ』(100号)などには悲壮感が秘められている。
 機体も海も赤を基調に描いた『突入』(100号)という作品もあり、鎮魂の意味も込められている。
 入念な描きこみ。大きなスケール。特に雲の表情が多彩で見応えがあり宇宙の大きさを印象づけ、同時に飛行機の孤独感をにじませている。
 一方『ライト兄弟の夢』(100号)などは空へのあこがれを強調している。
 札幌市中央区北1西3、札幌時計台ギャラリーで22日まで。

 ◆ 写真の作品は油彩の『何処へ』(100号)


 P1000331_convert_20100518163619.jpg  山崎 亮(やきざき・りょう)さん
 「空へのあこがれや沖縄に散った特攻隊員への鎮魂などを描いた」。何色もの煙を引くブルーインパルスの作品も。初個展の1976年は大学を卒業した年だった。大学時代の74年に道展に初出品して受賞、翌年札幌市教育長賞、卒業後の81年佳作賞、88年会友賞。道展会員、道教職員美術展企画委員。道高等聾学校情報デザイン科教諭。道教育大学札幌校特美卒。1952年旭川市生まれ。札幌市西区在住。
 
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