~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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情緒豊かに水墨画中心に51点 『池内北天木・池内駿天志展』

 
 伝統の美である日本画・水墨画のロマンを追究している池内流流師、池内北天木さんと実弟で副流師の池内駿天志さんが1982(昭和57)年以来続けている兄弟展。今回は実父で日展で活躍、本道の日本画壇に大きな影響を与え、75(同50)年に他界した池内萬彌氏の遺作18点を池内流風雅の会の皆さんの俳画も協賛出品されており、会場に優雅な情緒が広がっている。
 総出展は、水墨画を中心に軸装、額装合わせて51点。このうち北天木さんは、100号の大作を始め水墨画、金箔に描いた四つ切り色紙、俳画など合わせて23点を出品、81歳とは思えないおう盛な取り組み。駿天志さんは体調がベストではなく水墨画6点を展示。
 額装、軸装ともに気品と風格がある。メーンの水墨画の多くは本画仙紙に筆を走らせており、北天木さんの水墨画の筆法で描いたという大作『春映』(100号)は、ピンク系と黒系が大きな空間にリズミカルに表現され、その中にカワセミ…というざん新さ。『秋雨黄染』(50×45㌢)は、黄色いホウの木の葉が全面に広がり現代的な感覚。
 萬彌氏の遺作は往時をしのばせる。
 札幌市中央区大通西5、大五ビル、ギャラリー大通美術館で23日まで。

 ◆ 写真の作品は池内北天木さんの大作 『春映』(100号)


 P1000343_convert_20100518163802.jpg   池内 北天木(いけうち・ほくてんぼくさん)
 実父萬彌氏の雅号が『南天木』だった。かつて札幌と東京・銀座で遺作展を開いた。「もう一度展示したかった」。キャリア70年以上で元気に指導を続けており「私たちのような水墨画、絹絵の日本画を発表するのは全国的にも無い」。7月には総流展と公募の日本画美術協会展を開く。池内流流師、日本画美術協会会長、北海道日本画研究所所長。京都市立美術工芸学校卒。1928年東京都生まれ。札幌市南区在住。


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