~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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現場主義で各地の風景描く 『金丸 雄司油絵風景画展』

 
 初春の残雪からグリーンの輝きが美しい夏の道内各地の風景を描いた作品35点を出品。透明感に富む色彩と大きなスケールで展開している。サムホールから100号。07(平成19)年5月に次いで12回目の個展。
 「現場で空気をジカに感じながら描く」―。徹底した現場主義。札幌、小樽、後志管内の積丹、美国、上川の層雲峡、胆振の羊蹄山、洞爺湖、網走の能取湖、斜里岳、道南の駒ヶ岳…道内各地の風景とキャンバスを立てて向かい合い描き上げた油彩は、空気感に富みすがすがしい。
 海、湖と山の風景が中心。「初めて描いた」という『五月の斜里岳』(20号)、雪原の向こうに残雪の羊蹄山がそびえる『羊蹄山麓待春』(30号)は雄大なスケール。しかも、すっきりとした空気感が広がっている。
 明るく濁りのない色彩でペインティングナイフも使い丹念に描き上げている。赤いサンゴ草が画面いっぱいに広がり鮮やかな色彩の『能取湖』(10号)、道庁赤れんが前の桜が咲き、さわやかな情緒の『春の宴』(8号)、えりも岬から太平洋を望んだ大作『風と波と』(100号)など風景絵画の魅力をみせている。
 札幌市中央区南1西3、大丸藤井セントラル7階スカイホールで30日まで。

 ◆ 写真の作品は、大きなスケールの『羊蹄山麓待春』(30号)



 P1000365_convert_20100525160009.jpg  金丸 雄司(かなまる・ゆうじ)さん
 「同じ所へ何度も行く。光が変わるので描くのは午前中の3時間が限度です」。すみえ夫人の運転や指導している生徒の車で道内を回る。1965年道展に初入選以来キャリア45年。道展で1973年財界さっぽろ賞、85年会友賞、81年一水会展で山下奨励賞を受賞。1978年ヨーロッパを回り、81年パリ、01年イタリアを取材。実父は書家だった故金丸梧舟氏。道展会員、一水会会友、日本美術家連盟会員。道学芸大学(現道教育大学)札幌校特美卒。1939年札幌市生まれ。札幌市中央区在住。
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