~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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最終展に6人が3室発表 『第40回グルッペ・ゼーエン展』

 
 1964(昭和39)年に道学芸大学札幌分校(現道教育大学札幌校)特設美術課程および美術科専攻課程を卒業した皆さんのグループ展で、今回40回展を区切りに「それぞれが新たな目標を目指すとして幕を閉じることになった最終展。会場のA・B・C 3室に73点を出品、個性を競っている。
 64年8月の第1回展のメンバーは25人だったが次第に出品者が減り、08(平成20)年の第38回展から現在の井上象元(油彩・岐阜) 多田紘一(木彫・札幌) 玉木憲治(版画・岩見沢) 西本久子(染色・札幌) 丸藤信也(油彩・同)さんと事務局の野崎嘉男さん(油彩・岩見沢)の6人に。
 グループ名の『ゼーエン』とは、ドイツ語で『視(みる)』という意味。大学時代の指導教官だった鬼丸吉弘名誉教授が名付けたもので単に物を見るだけではなく「新たな世界を開いて欲しい」という意味が込められている。
 美術のグループ展が第1回展以来46年間にわたって40回も開催したのは珍しく、メンバーのアートへの情熱の表れといえる。
 作品は油彩、版画、木彫、染色など多彩でざん新な感覚。6人が今後どのような取り組みをみせるのか楽しみである。
 札幌市中央区北1西3、札幌時計台ギャラリーで19日まで。

 ◆ 写真の作品は、野崎嘉男さんの油彩『宙シリーズ10―3』(100号)


 P1000668_convert_20100617151406.jpg  野崎 嘉男(のざき・よしお)さん
 第1回展から事務局を担当。「互いに刺激し合ってきた。メンバーは高齢者の仲間入りをしたので今後は無理をせず自然体で取り組み新たな出発点にしたい」。鬼丸名誉教授の存在が大きいという。続けている『宙』シリーズ7点を出品。9月に岩見沢美術協会展、10月に道展がある。個展、グループ展が数多くカナダ、韓国でも発表。道展で1958年新人賞、59年奨励賞、60年読売新聞社賞。81年北海道現代美術展、83年北海道の美術イメージ北方で優秀賞。道展、日本美術家連盟会員。1939年札幌市生まれ。岩見沢市在住。
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