未分類
「北海道」をテーマに大作、力作 第6回書道わか葉会展

「北海道」と命名されて150年を記念、北海道にちなんだテーマを基調にした調和体とかなの大作、力作が会場いっぱいに展示され優雅な情緒が広がっている。出品は66人と賛助出品の故山口南艸氏(神戸)ら3人。8年振り6回目の和か葉会展。
「北海道の書道文化がより発展し広められるように」という願いを込め「北海道150年物語」と銘打ち、わか葉会顧問の阿部和男さんが北大恵迪寮の寮歌「都ぞ弥生」をはじめ石川啄木、与謝野晶子、松浦武四郎、九條武子といった方々の詩や歌を流麗な筆勢で書き込んでいる。
書道わか葉会主宰の阿部和加子さんの書は縦180㎝、横240㎝という大作。大小の額装、軸装をはじめ帖・巻子など多彩。色彩豊かな料紙に書き込み気品がある。
出品者は道書道展審査会員、会友が多く道内各地をはじめ東京、京都、名古屋、秋田市からも。中学3年生から大学生も出品、「150年物語」の競作になっている。
札幌市中央区南1西3、大丸藤井セントラルで29日まで。

6歳から書を習い、17歳から故松本春子さん、その後故山口南艸氏の指導を受けた。2013年に書作60年の初個展を、ご主人の和男さんも昨年開いた。日展会友、道書道展審査会員、読売書法会理事、草心会副理事長、書道わか葉会主宰。1947年札幌市生まれ。同市在住。
◆写真は、手前が阿部和加子さんの大作
スポンサーサイト