~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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人間の内面性追及 『高橋 伸個展』



 「人間には不思議な存在感がある」―。男女を描いた人物画と風景を描いた油彩15点を発表。このうち100号から200号が5点。意欲的な取り組み。個展は2013年にロシア・ノボシビルスク国立美術館で開いて以来5年振り。
 大作の男性、女性像は、いすれも内面性を追究、厳しい表情。笑顔はない。200号の『裁く者』は「最高裁の裁判官の表情…」で、正面を向いている、横を向いている、目を伏せているなど苦悩の表情。女性一人を描いた130号の大作も何かを叫びたいような厳しい表情。
 悩み、苦悩といった人間の内面性が強く伝わってくる。
 風景は、勇払原野がモチーフ。朝焼けや冬の表情を、空が画面の半分以上を占める大きなスケールで展開している。そこには自然の美しさ、厳しさがある。入念な描き込みである。

 札幌市中央区南1西3、大丸藤井セントラルで8日まで。


 DSC01995_convert_20180707142047.jpg  高橋 伸(たかはし・しん)さん
 人物、風景は学生時代から描いている。武蔵野美大大学院修了後パリ国立美術大学に留学。独立展で独立賞、中山賞、安田火災美術財団奨励賞など受賞。個展、グループ展は多数、札幌武蔵野美術学院学院長でサッポロ未来展を企画。来年3月苫小牧で個展を予定。独立展会員。1950年苫小牧市生まれ。千歳市在住。

 ◆写真は油彩の『裁く者』(200号)
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