未分類
現代感覚の備前焼 『恒枝 直豆作陶展』

2016年8月まで富良野市で作陶を続け、その後岡山県に転居した作者の札幌展。作品は備前焼。大小の皿、鉢、ぐい飲み、コーヒーカップなど家庭用食器から十二支のえとの動物まで約200点を出品。
「現代の生活に合う使いやすい備前焼を」―。伝統の備前焼は、地が厚く、こげ茶色系で荒々しい感じだが、発表しいる備前焼は地が薄く、色彩も明るい。大小の皿、には、緋だすきという手法で稲わらが焼けた後の紋様も。
穴窯てせ焼き上げており、木炭などによる自然釉による焼き締めの作品。現代感覚の独自の備前焼といえる。
札幌市北区北8西1、石の蔵ぎゃらりぃはやしで31日まで。

2001年から15年間富良野市に築窯した穴窯「楽葉窯」で作陶を続けた。02年初窯の個展。以来札幌、旭川、東京などで多数。全陶展、道展などに入選した。愛媛大学工学部工業化学科卒。1971年岡山県倉敷市生まれ。現在の陶房は倉敷市の郊外という。
◆写真は、展示されている数々の作品
スポンサーサイト