~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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本道の風景を詩情豊かに 『藤倉 英幸はり絵新作展』

 
 道内各地の風景をさわやかに、しかも季節感豊かに表現する作者が『小さな旅、風の中』をテーマに、はり絵の作品22点を中心に版画も含めて37点を発表。版画をまとめたファイル2冊も。個展は数多く、会場の三越ギャラリーでは、一昨年の『水辺によせて』以来の個展。
 都会のにぎわいではない。海、山、大地…本道の四季の変化と自然の表情を明るく澄んだ色彩で情緒豊かに描き上げている。しかも、風景の中にコスモス、ヒマワリ、カタクリといった四季の花が風に揺れており、季節感を誘う。
 描くのではなく、はり絵の手法。洋紙を切り、張り合わせ、アクリル絵の具で彩色して仕上げる独自の取り組み。
 バス、電車を乗り継ぎ、時には自転車で道内各地を回り、スケッチをする。それが、情緒豊かな北海道をつくり上げる原点である。
 「一昨年7月、黒岳に登って描いた」という『北海平』『黒岳から』は、残雪の山々の向こうに青空が広がり、海が広がる『焼尻の道』にはエゾカンゾウが咲き、廃駅を描いた『小さな駅』にはコスモスが風に揺れる…優しく澄んだ色彩に魅力がある。
 札幌市中央区南1西3、三越9階ギャラリーで5日まで。

 ◆ 写真の作品は、大雪山系を描いた作品 『北海平』(大判)


 P1000707_convert_20100701164111.jpg  藤倉 英幸(ふじくら・ひでゆき)さん
 「旅をするのは楽しい。オホーツク海側へ取材に行った時はバスが無くて15㌔も歩いた」。JR北海道が発刊している車内月刊誌『THE JR Hokkaido』の表紙絵を1992年5月号から担当しており、その『旅のイメージ展』が2月札幌、4月帯広、6月岩内町で開かれ、9月には網走市でも。印刷会社、広告代理店勤務を経て1974年にフリーのイラストレーター、デザイナーとした独立。作品集に『北を旅する人へ』『四季彩紀行HOKKAIDO』など。岩内高校卒。1948年生まれ。札幌市手稲区在住。
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