~北海道で活躍している作家さんたちを紹介しています~  五十嵐 恒

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優しい色彩で心なごむ情緒 『中島 敏文パステル・水彩画展』

 
 「温かい日差しと和らかな影が作り出す穏やかな情景が好きです」―。『優しい風』をタイトルにソフトな色彩で心なごむ情緒の作品39点を出品。サムホールから8号クラス。本職はイラストレーターで、今年は5月に次いで2回目の個展。
 花いっぱいの中で語り合う親子、ライラックが咲く公園のベンチで1人の女性がたたずむ『ライラックの薫り』、北大の農場の建物が明るい日差しに浮き出るような『歴史を刻む北大農場』…咲く花、女性、子ども、四季の風景を主なモチーフに、明るく優しい日差しの光景が、光と影をともない、ほのぼのとした雰囲気で描かれている。しかも丁寧な描き方。
 水彩とパステルを使い分けている。その中に原画をコンピューターで読み取りその原画を再現させるという技法のジグレー版画も。全体に原画よりサイズは小さいが、作品そのものは区別がつかない精密さ。
 色彩が優しく気品がある。いずれも快晴の光景だが“強い日差し”ではなく、あくまでも穏やか。コスモスが咲く中で男女が語り合う『コスモスの丘』などストーリーをにじませているのも特徴。
 平和な世界であり、安らぎを与える。
 札幌市南区定山渓温泉、ぬくもりの宿ふる川ギャラリー蔵で30日まで。

 ◆ 写真の作品は、水彩画の『陽ふり注ぐ窓辺―あじさい』(縮小ジグレー版画)


 P1000712_convert_20100701164251.jpg  中島 敏文(なかじま・としふみ)さん
 春から夏の光景をじっくりと描き込む。特に光の変化を観察するという。小学校時代から絵が得意で岩見沢東高1年の時、木版画を道展に初出品して入選した。札幌でデザインスタジオなどの勤務を経て1982年『イラストルーム・ナカジマ』を設立、2004年から札幌、岩見沢で個展。道芸術デザイン専門学校、絵画教室講師。イラストレーターズクラブα会員。1950年岩見沢市生まれ。札幌市厚別区在住。
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